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多様化する結婚式のウェディングプランナーという仕事

多様化が進む世界ではさまざまな価値観や形で結婚式を挙げたいと願う人が増えてきていてます。それはやはり女性に多く見られる傾向です。女性の社会進出と伴って、発言力や主体性が強まっており、女性たちの個性やこだわりはどんどん多様化していると言われています。そんな結婚式の多様化、個性化が進む世の中だからこそウェディングプランナーの仕事は多岐に渡り、これまでにないくらい重要性を増してくるのだと思います。もちろん私がなりたいブライダルエステティシャンの仕事も非常に重要な仕事だとは思っていますが、それ以上にウェディングプランナーという仕事はは結婚式をトータル的に考え、全てを取り仕切るのがその業務ですから、多才能を発揮しなければならず、非常にプレッシャーも大きい役割であると感じます。

ウェディングプランナーに聞いた冷や汗が出たときのエピソード

「席次表のミス」のエピソード

ある結婚式で、そのウェディングプランナーさんは席次表の作成に取り組んでいました。しかし、忙しいスケジュールの中での作業ミスが起きてしまい、ゲストの名前と席の配置を間違えてしまったのです。当日、ゲストが席に着くと混乱が広がり、ザワザワとしてきました。異変を感じすぐに駆けつけ、夢中で対応していたことで、それを見た親切だったゲストたちからは「こういうこともありますよ」「大丈夫よ」と声をかけてもらい、いつの間にか笑いの渦が広がり和やかな雰囲気になったといいます。慌てて謝罪し、素早く席を修正することで事態をなんとか収拾しましたが、この出来事はそのプランナーさんにとって大きな反省材料だったと言っていました。

「ドレスのトラブル」のエピソード

ある新婦さんのドレスは特注で作られることになっていました。しかし、納期が迫っているにも関わらず、ドレスメーカーからの連絡が途絶えてしまったのです。ウェディングプランナーは焦りながらも、メーカーとの連絡を取り続け、遅れる理由を突き止めました。最終的には、メーカーの工場でのトラブルが発覚し、ドレスが予定通り完成しなかったことが判明しました。そのウェディングプランナーさんは急遽代替のドレスを手配し、新婦にも了解を取らなければなりませんでした。新婦はとても残念がって納得がいきませんでした。でもウェディングプランナーさんが諦めず何度も何度も代替案を出してくれたことで次第に笑顔を取り戻したとのこと。しかしその間は大いなる緊張感とドラマが漂っていたんだとか。

「花嫁のメイクミス」のエピソード

結婚式当日、そのウェディングプランナーさんは新婦の準備をサポートしていました。というのも新婦は自分でメイクをしたいと言っていたのでメイクさんを手配していませんでした。しかし新婦さんが自分でメイクをしようとした結果、思わぬトラブルが発生してしまいました。新婦さんは緊張から、手が震え、アイラインが滲んでしまったのです。泣き出してしまった新婦の顔は目が腫れてしまい、鼻は赤くなってしまいしました。そのウェディングプランナーさんは素早く対処策を考え、プロのメイクアーティストを急遽呼び出しました。タイムリミットに追われながらも、メイクを修正し、新婦の思うナチュラルさを実現させ、再び輝かせることに成功しました。この出来事から、ウェディングプランナーは、結婚式当日には予期せぬトラブルに備える必要があると痛感したとのこと。

「天候の変化」のエピソード

ある屋外の結婚式で晴天を祈っていましたが、その日は曇り。予報では天気は回復に向かっているという話だったのに、式の途中にザーッと雨が降り始めてしまいました。ウェディングプランナーは素早く対策を立てる必要があります。大至急テントを設置し、ゲストを雨から守るよう手配しました。また、写真撮影の場所も急遽変更し、屋内での撮影を提案しました。そのウェディングプランナーさんの対応により、カップルは思い出に残る写真を残すことができ、ゲストもほとんど雨に濡れることなく式を終えることができました。雨の日対策はしているつもりではあるけど、実際に雨が降ってくると想定どおりにいかないこともあるので、どうしても焦ってしまうのだとか。このエピソードから、ウェディングプランナーは天候の変化に対応する柔軟性と創造力の重要性を再認識できました。

ウェディングプランナーの仕事は挑戦の連続

ウェディングプランナーの仕事は、数々の挑戦やトラブルに立ち向かうことが求められます。しかし、それぞれのエピソードにおいて、ウェディングプランナーは冷静さと創意工夫を持って問題を解決し、カップルとゲストが思い出に残る素晴らしい結婚式を迎えるお手伝ができるんだと話してくれました。

自分達だけの特別な結婚式を作り上げたいと願う新郎新婦や家族は後をたたず、毎回ウェディングプランナーは挑戦を強いられます。始めての結婚式を挙げる新郎新婦に取ってウェディングプランナーだけが頼りで、何でも相談に乗ってもらえる唯一の味方です。そんなウェディングプランナーはこれからも必要とされる職業でしょうし、ますます重宝されていくのではないでしょうか。

自分の結婚式のシュミレーション

本当に重要で遣り甲斐のある仕事ですよね。私はまだ自分の結婚式を挙げたことはありませんが、想像だけなら何十回、何百回としたことがあります。

  • どんなドレスを着ようか
  • どんな式場がいいかな
  • どんな料理をだしたらみんなに美味しいって喜んでもらえるんだろ
  • 余興は楽しんでもらって、感動もさせたい

頭の中でさまざまなシミュレーションをしています。「ちょっとあなたには気が早すぎるんじゃない?」と突っ込まれてしまいそうですが、考えるだけならただなのでいいですよね。最近は結婚式を控えている色々なお客様と話しているおかげで、妄想だけではなく実際にこんな感じにするのという話を聞くようになり、とても現実的に考えるようになりましたね。

妄想中の素敵なウェルカムオブジェ

そうそうお客様の一人に写真を見せてもらったんですが、とても素敵なウェルカムオブジェに目を惹かれました。
ギフトショップのモモフクに売っているというので探してみたらありました。

ギフトショップのモモフク

本物そっくりのタオルケーキは、見た目のユニークさに加えて、実用的なのも人気の理由のひとつ。遊び心とインパクトのあるギフトがありますね。

ゲストへの感謝の気持ちを伝える形も多様化している

知らない間にとっても素敵な演出アイテムが発売されているんだなぁとびっくりしました。色々と多様化している結婚式ですが、変わらないのはゲストへの感謝の気持ちってことなんですかね。

ウェディングプランナーは責任重大だけどやりがいがある仕事

人生で結婚式は1度きりが基本。そんな重要な晴れ舞台のイベントをウェディングプランナーが取り仕切るわけですから、その双肩にかかるプレッシャーは私の想像を超えています。ウェディングプランナーの中にはそうしたプレッシャーとストレスで胃を悪くしてしまう人もいるようです。そんなハードな仕事だからこそやり甲斐もあるし、将来性もあるのかなと思いますが・・・。私はやっぱり、ブライダルエステティシャンがいいかな・・・。

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