バンケットサービス検定とは
現代の国際社会においては、ブライダル・レセプション・メモリアル・イベントなどで様々なバンケットサービスの機会が多くなっています。
そこで働く人々も増えており、その人々が学習して知識や技能の試験を受け認定されることでより一層サービス技能を高め合い社会的地を向上することを目的としてこの検定がつくられました。
検定試験の内容は、バンケットサービスだけに限ったものではありません。
サービスの基本や接客動作や言葉使いなど、そして特にブライダルサービスについての基礎知識が問われます。
バンケットサービス検定は、一般社団法人国際ホテル&レストランサービス協会が主催しています。
試験についてのさらなる詳細は公式ホームページで確認できるようになっています。
バンケットサービス検定の受験資格
特級から3級までの階級があり、それぞれ受験資格が異なります。
一番初めに受験する3級の受験資格は、ホテル・レストラン・宴会場・結婚式場・ゲストハウスなどにおける宴会サービス業務に1年以上関わった実務経験者であることが条件になっています。
もしくは、バンケットサービス認定委員会が定めた必要条件を満たしたものや認定の教育機関に在籍中または卒業した者が受けられます。
2級受検となると、同業務経験が5年以上または23歳以上の実務経験者が対象に。
1級では同業務に10年以上携わる者が受験資格を得られるとされています。
最高クラスである特級受検のためには、12年以上同業務に携わっている経験があること。
もしくはすでにバンケット検定1級合格し個人会員として2年以上かつ2回以上当協会主催のセミナーに参加しているものが条件とされています。
検定試験から資格取得までの流れ
まず3級を受験するには、実務経験がなければ3級検定講座を受講します。
その後学科及び実技検定を受検し合否が決定されます。
1級の場合には、学科及び実技検定ではなく検定委員会による口頭試問に変わります。
そして特級の場合は、名称がバンケットサービスディレクター検定に変わり、試験内容は評価委員会による口頭面接試験になります。
受検する級によって求められる知識や技能が変わってきます。
3級では、基礎となる知識・技術・スキルですが、2級になればリーダーシップがそこに加わります。
さらに1級では指導力と経験が加わり、特級については品格まで問われます。
受検勉強の参考書籍
バンケットサービス検定を受けるための参考図書が公式ホームページから通販できるようになっています。
専用の注文書をダウンロードしてプリントアウトし、必要事項を記入します。
そして書籍代と送料を指定の振込先へ振り込み、受領証のコピーを注文書にはり指定先まで郵送またはFAXにて注文します。